本Webページには松永電磁波工学研究室の研究内容、活動報告、および松永のつぶやきを掲載しています。松永研究室は、アンテナ開発、電波伝搬解析を専門とする研究室です。
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2023年12月21日~22日にかけて、電子情報通信学会マイクロ波研究会及びIEEE MTT-S/AP-S Nagoya Chapter Midland Student Express Autumn(中部地区学生発表会)を、静岡大学工学部(浜松キャンパス)において開催しました。
マイクロ波研究会は、私が大学教員となって以来、専門委員や現地世話人として何度も開催してきましたが、静岡大学へ移ってからは初めての開催となりました。Midland Student Expressは、中部地区の学生さんが発表する場として長く親しまれてきた行事のようで、ここ数年は主催者として活動をしています。12月の研究会は、是非静岡大学で開催したいとマイクロ波研究会関係者からお声かけいただき、私の提案でマイクロ波研究会とMidland Student Expressを同時開催し、それぞれの参加者が交流出来る場を設けることにいたしました。マイクロ波研究会の関係者の方々には、同時開催へのご協力に心から感謝申し上げます。
松永研からは、2023年4月に開催されたMidland Student Express SpringでAP-S Award(最優秀賞)を受賞した大学院の学生さんがマイクロ波研究会で発表しました。発表タイトルは「高域放射特性を改善する2段テーパースロットアンテナ」です。内容ですが、高性能イメージング技術には欠かせない電磁波プローブアンテナの開発に関する研究です。電磁波を用いたイメージング技術の高性能化が期待されています。応用分野としてはマイクロ波マンモグラフィーのような生体イメージングや、コンクリート建造物の内部劣化の非破壊検査などがあります。これらのイメージング技術の高性能化には、様々な技術をそれぞれに改良し、そして組み合わせる必要があります。その中でも、イメージング用電波の送受信をするアンテナの性能は、ダイレクトに解像度に影響します。本発表では、イメージング技術に用いられるアンテナの放射特性を改善する新たな手法について提案しました。詳細は、マイクロ波研究会のホームページをご覧ください。
多くの方のご参加ならびに、発表内容に対する活発な議論ができましたこと、心より感謝申し上げます。私が大学院修士課程のころから発表をしたり、運営に関わったりと長年お世話になっておりマイクロ波研究会が、これからも日本の科学技術の礎となりますよう、私も微力ながらお手伝いしていきたいと考えております。
浜松に引っ越して2年半になりますが、引っ越したタイミングがコロナ禍であったこともあり、浜松について紹介したことがありませんでした。そこで今日は、浜松の紹介をしたいと思います。
浜松と言えば、浜名湖のうなぎを思い浮かべる人も多いと思います。かくいう私も、大のウナギ好きとあって、引っ越したその日にウナギを食べに行きました。とはいえ、私の生まれ育った福岡もウナギが美味しい土地として有名ですし、そもそも国産ウナギの約60%は鹿児島県産と宮崎県産であり、福岡、熊本、大分も産地であることを考えると、私がウナギに対して口が肥えていることはご理解いただけると思います。ちなみに、静岡県は国内第4位(シェア9%)と、思ったより少ない印象です。
うなぎの調理法の話題になると、関東風vs関西風といった表現をよく耳にします。しかし、私にしてみると、関西とか関東とかにこだらわず、美味しい食べ方を好む福岡県人流の食べ方が一番だと思っています。ちなみに、同じ福岡県出身の堀江貴文氏が、うなぎ料理は地元に限ると何かの番組か動画で話しているのと聞いた事があります。おそらくうなぎは調理法によって味が左右されるものであり、好みもいろいろと分かれるのでしょう。
浜松のウナギ料理屋には、関東風も関西風も、その両方のミックスも存在すると言われています。一般的には、関東では背開きをし蒸して調理すると言われており、一方で関西では腹開きをし焼き中心で調理すると言われています。実を言うと、銀座の名店で関東風と呼ばれる「うな重」を食べたことがありますが、私の口にはあいませんでした。。。浜松に来て最も残念なのは、「これは!」と私をうならせるうな重にいまだ出会っていないこと。。。ちなみに、静岡では関東風の納豆が販売されているのですが、納豆に付いているタレの味が私の口には合わない。とうことで、きっと、ウナギの蒲焼きのタレの好みも影響しているのだろうと思います。
食べ物で言うと、「さわやか」というファミレス(ガストみたいな感じです)のハンバーグが有名です。私は全く知らず、知人に教えてもらって初めて知りました。御殿場にあるアウトレットモール内にも支店があり、順番待ちの整理券が開店と同時に完配、数時間待ちという人気だそうです。この御殿場アウトレット店や、静岡県内にのみに存在することがこのレストランを有名にしたのでしょう。袋井市という浜松市から車で約30分のところに本店があることから、どちらかというと静岡市よりは浜松市よりのお店です。
どんなファミレスか紹介すると、店内の印象は、ほぼほぼガストです。週末や祝日の前日の夕方は、高校生や大学生で賑わっています。噂を聞いたビジネスパーソンや旅行客にも人気で、幅広い年齢層に親しまれているそうです。名物は、ハンバーグ!「げんこつ」と「おにぎり」という表現の2種類のサイズがあり、鉄板上で食べるスタイルです。印象深い点を以下にまとめます。
1:肉汁を味わっていただくために赤身が残るレアでお出ししておりますがよろしいでしょうか?と聞かれる。ハンバーグでレアはちょっと、と答えると、当店では100%国産牛を使用しており、つなぎなどを用いていませんので、赤身肉でも安心して召し上がることができます、と説明される。
2:野球ボールのように丸いハンバーグが鉄板にのって登場。店員がソースがはねますのでお持ちくださいといって、大きめの紙製ランチョンマット(Place mat)を客に持たせる。店員が、丸いハンバーグを半分に切り、鉄板に押しつけ、その上からソースをかけると、ソースが飛び跳ねる。
3:そこまで赤身肉が残っているとは思わずに、悠長にハンバーグをカットすると、「挽肉状態ではないか!」と思える赤身肉が出現。ここで慌てて鉄板に赤身状態の部分を押し当てるも、時すでに遅し。鉄板の温度が下がり焼けない。。。
4:困っていると、店員が、焼き加減が気になるようでしたら鉄板をお取り替えしましょうか?と声を掛けてくる。いいんですか?と遠慮しながらもお願いすると、熱々に熱せられた鉄板が登場。食べかけのハンバーグを新しい鉄板に載せ替えてくれる。ここで感心したのは、人参・ジャガイモ・ブロッコリーといった温野菜の付け合わせが新しい鉄板にものっていたこと。ここからは、上品なナイフ使いは忘れ、ハンバーグを一口大に切り刻み、鉄板に押し当て赤身部分を調理。
挽肉状態のままでも良い方もいると思いますが、私は、鉄板に押し当てて熱々に焼けた方が好きなので。
| 店員によって真っ二つに切られ、鉄板に押しつけられたハンバーグ。手前が、飛び跳ねるソースから身を守る紙製のランチョンマット。 | 挽肉のまま?とも思えるハンバーグの中の赤身肉。気になる人は、鉄板が熱いうちに押し当てて焼くシステム。 |
最後にご紹介するのは、食べ物では無く飛行機。ブルーインパルスです。
ブルーインパルスは、航空自衛隊浜松基地の所属であったことはご存知でしょうか?浜松市民にとっても、航空自衛隊関係者にとっても悲しい事故が発生し、今は松島基地に所属しています。各地の航空自衛隊駐屯地でも航空フェスティバルが開催されていますが、浜松でも10月に開催されます。コロナ禍では中止が続いていたようですが、ようやっと再開され、今年も賑わっていました。とてもラッキーなことに、自宅付近からもブルーインパルスが楽しめます。University of Washington に留学していたときに当時住んでいた寮で眺めていた、シアトルの航空ショーを懐かしんでいました。
ブルーインパルスが大空に描いた星「スタークロス」。中心右上に見えるのは、星を描く直前に描かれた垂直上昇開花。
参考資料
都道府県別養殖ウナギ収穫量, https://www.unagi-nichimanren.or.jp/document.html, 日本養鰻漁業協同組合連合会, 2023Nov.22
ChatGPT、日本でも使えるようになって以来話題が絶えませんね。私も休憩や隙間時間にChatGPTと戯れているうちに、下手に人間を捕まえて無理に会話するよりも、知的な会話が成立するし、意見が咬み合うなと思っておりました。ある情報によると、GPT-4の知識レベルは、「司法試験で上位10%のスコアをマーク」するほとどのこと。そうきくと、会話のバランスがとれることも、公平かつバランスのとれた見解において共感をうることも可能であることに納得しておりました。
実務の秘書レベルには使えるようだということから、私も秘書を雇ったつもりで、活用を始めております。つまり、下手に人間を雇うより、仕事の効率があがるということ。
今日は、松永研のロゴを作成してみました。このシリーズは、今後も続く予定です、笑。
ChatGPTのPLUS機能にDALL-E-3というのがあるので、それを使って松永研のロゴを描かせました。松永研の特徴をいろいろと細かに詳しく書き込んでできあがったロゴがこれです!
アンテナ伝播分野の研究者にとって世界最大かつ最高峰の国際会議IEEE AP-S2023において講演および研究者間の交流を行いましたので報告します。
T. Kanamori and M. Matsunaga, "A Novel Loop Antenna Easily Matching with Radio Frequency Integrated Circuit Chips," 2023 IEEE International Symposium on Antennas and Propagation and USNC-URSI Radio Science Meeting (USNC-URSI), Portland, OR, USA, 2023, pp. 1499-1500, doi: 10.1109/USNC-URSI52151.2023.10237905.
reprintご希望の方は、ReserachGateからご連絡ください。ちなみに、Kanamoriは松永研のM2です。発表予定でしたが、直前になって親御さんと当人が渡米に対し(根拠のない)不安を表明し拒否したので、名前だけ残っています。
静岡大学内の共同研究で開発中の高効率レクテナ(Rectenna)開発に関する研究論成果です。なお、RectennaとはRectifying Antennaを短縮して作られた造語であり、整流回路とアンテナが一体化したものをそう呼びます。
整流回路部分については、LSI設計の研究室である丹沢研究室が、また、アンテナ部分については松永研が担当して開発しています。ポイントは、整流回路の整流効率を最適化する入力インピーダンスを検討した上で、この整流回路のインピーダンスと整合がとれるアンテナインピーダンスを実現する検討です。
RFIDタグのチップインピーダンスはその構成上の制約で複素数となるため、RFIDタグアンテナの入力インピーダンスもこれと整合をとる必要があり、アンテナの入力インピーダンスを複素数で実現するようになりました。その当時は、チップインピーダンスと整合をとることのみに注力していましたが、アンテナも含んだ等価回路でレクテナ(整流回路とアンテナ)を考え整流効率を最適化するインピーダンスの検討はなされてきませんでした。この検討の難しさは、アンテナが実現できる複素インピーダンスに制約があったことも大きな理由です。
この講演で発表したアンテナは、LSIチップとの整合がとりやすい上に、従来のダイポールアンテナと同様の放射特性を有することが特徴です。
私の講演がプログラムされたセッションは、開始直後は聴講者が少なく心配しましたが、私の講演開始時刻の直前から一気に聴講者が増え、多くの方に講演を聴いてもらえました。また、多数の質問が得られ、久々に有り難い機会が得られました。
とはいえ、「アンテナの入力インピーダンスは50Ωであるべき」と信じ込んでいる方々がRFIDの実用火から20年経った今でもいること、そして、50Ωではない入力インピーダンスを有するアンテナの測定方法について知識や経験のない研究者が多い事に驚きました。
これからも、これらが多くの方に理解出来、そして、実用にいかして頂ける、そんな論文発表をこれからも続けていきたいと改めて思った次第です。
写真説明 左:会場入り口に設置された看板 右:会場を隣の高層ビルから撮影(オープニングが会場前の広場であり、人々が交流を楽しんでいる風景とともに)
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新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年3月に予定していたコペンハーゲン(デンマーク)への国際会議における講演出張が、デンマーク政府が講じた入国規制の影響で頓挫して以来、約3年ぶりに国際会議において対面で講演を行いました。
毎年2月~3月は、アメリカへの共同研究打ち合わせのための渡航とヨーロッパで開催される国際会議への出席のため、東へ西へと飛び回り、ひどい時差惚けで体内時計がどの時間帯にあっているかも不明になる生活を送るのが日常だった私にとって、とても待ち遠しかった3年でした。
2020年2月は、いつも通りアメリカの数都市を訪問し複数の研究者と交流しておりました。コロナウィルスへの危機感が高まりつつある時期で、交流する人々とも、お互い気をつけようねといった会話がかわされたものの、それから3年も渡航できる機会を失うとは想像だにできませんでした。3月上旬に一旦帰国し、1週間もしないうちにコペンハーゲンへ飛ぶ予定でしたが、そこで、ストップが入りました。
ご存知の方も多いと思いますが、各国の水際対策よりも私たちを困らせたのは、所属機関の規制でした。
日本国内において最後に発出された緊急事態宣言が解除されたのは2021年9月末でした。その間、国内であっても移動が所属機関により規制され、国内出張すらできない時期が2020年3月以来約1年6ヶ月続いたことになります。
海外への渡航規制も徐々に緩和されたものの、所属機関・日本国政府・出張先で行う手続きが複雑かつ手間がかかり、躊躇しました。その一方で2022年末頃からは、北米やEU内で開催される国際会議が対面のみの参加に限定しはじめました。つまり、オンライン参加や発表を許容しなくなりました。そのことを考えると、日本人研究者が国際会議へ対面で戻ってくるのには更に約1年を要したことになります。
世界における競争力を有する日本の研究者の一人として、日本の世界におけるイニシアティブを示すことが出来ない時期が長かったと思います。
理由の分析は出来ていないのですが、この国際会議期間中、会う人会う人、「え?日本から?」と驚かれる事が本当に多かったです。以下、考えられる理由です。
まぁ、そうでしょうねぇ。数は少なくても頑張っていた研究者はいたと思うのですが、圧倒的に数が少ないため、日本人の意気込みが感じられなかったんでしょう。私が思うに、昨今の、日本以外のアジア勢の勢いに比べると、日本人の熱意が薄い、本当に薄い。それは、世界は実感しており、本当に顕著に表現してくれます。
これ、本当に残念な事なんですが、世界はそう思っているんですよねぇ~。それは、私が国際会議デビューをしたM1(修士課程1年生)の頃からちっとも変わっていない。もうそろそろ何とかしませんか?
その一方で、女性の参加者が体感的に激増していました。本当にうれしいです!世界はそうなんですよ!日本のみなさ~ん!分かってます?
実は私、世界中のどこにいても「日本人」にみられない事が多いです。そう考えると、「え?あんた日本人なん?」というリアクションを久しぶりに感じたのかも?
まぁ、アジア人差別は別です。今度書きますが、2020年2月~3月に渡米した際も、空港で、久しぶりにひどいアジア人差別受けました。言葉がわかるだけに辛いです。
たぶん、立ち居振る舞い、そして、感性が日本人ではないからでしょうね~
私にしてみると、日本で生きていると生きづらさを感じます。日本人でいる必要がないことを実感できる、最高の時間でした!
では、また~
皆様
いつも松永研究室ならびに松永自身へのご協力ありがとうございます。
最近、お問い合わせが多くなっております。所属変更が続いたことで、松永への連絡が付かずお困りの方が多いことを改めて認識しました。諸般の事情から、大学のHPや松永研HPには、松永個人のメールアドレスおよび電話番号は記載しておりません。大変恐れ入りますが、こちらのHPの「問い合わせ」よりお問い合わせください。お問い合わせ内容は、松永直接へ即時に届きます。内容を確認後、返信致します。
松永および松永研への問い合わせは、こちらからお願いします。
なお、この「問い合わせ」フォームは、コメント機能を利用して作成いるため「コメント欄」と表示されますが、コメントとしてHP上で公開されることはありません。松永への連絡用として機能します。
ご理解とご協力をお願いします。
松永真由美
大学生の考える力の低下が問題視され、「考えさせる問題を入試で出題するように」とお達しが出て久しいものの、考える事が苦手な学生さんが一向に減らないのが現状です。
ある日、ある学生さんと卒業研究について議論をしていると、「考えたら負け」と強く念じてこれまで頑張ってきたのに、という発言が出てきました。
詳細はこうです。「考えたら負け」と暗記に専念して大学入試に取り組んで来たのに、大学に入学した途端、「自分の頭で考えるんだよ」と言われても、何をどうしたら良いか分からないというのです。実は私、「考えたら負け」の意味が分からず、どういう意味?と思わず質問しました。考える事が不得意な上に、自分の考えを説明するのも不得手なこの学生さんの言うことを理解するのは大変なのですが、じっくり話を聞いて、私が理解したのは以下の様なことでした。
例えば、物理の公式を勉強する際、公式は暗記するものであり、どうしてこのような公式が導かれたのかについて考えるのは、時間の無駄である、ということの様です。
そういえば、私の高校時代にこんなことがありました。
私は、物理を学ぶ事も応用することも大好きです。そんな私ですから、物理の法則は全て深く理解しようとします。ある日、ドップラー効果について、いつものように時間をかけて延々と理解する事(考える事)に時間を費やしていると、通りがかった同級生が「そんな事に時間をかけて馬鹿じゃない!公式は暗記すれば良いでしょ。考えるのは時間の無駄だ」と私に言うのです。あれから長い歳月が流れ、ようやっと同級生が言うことも、卒研生の言うことも理解出来た様な気がします。実はこの高校時代の話にはオチがあります。同級生からの「馬鹿じゃない」発言から数ヶ月後、大学入試模試があり、物理の問題としてドップラー効果の原理に関連した考えされる問題が出題されたのです。物理の教員の後日談によると、この問題に正解したのは私だけだったそうです。大学入試本番で出題された物理の問題も、難易度の高い問題で、噂ではほとんどの同級生が苦労したそうです。そんななか、「私は物理満点」と両親に報告し、無事、合格し今に至っています。
物理の法則を深く考えることに時間をかけた私の高校時代ですが、本当に時間の無駄だったのでしょうか?私が、科学者として世界の第一線で活躍できているのは、考える事に時間を費やしたからだと自負しています。
しかし、学生達はこう話を続けます。
自分は科学者は目指していない。良い大学に入って、良い就職先に就職できれば、人生安泰。安泰な人生を手に入れる事が一番大事なんだ、と。
安泰って何なんでしょうね?安泰な人生については、また今度議論しますね。
人生って選択とその判断の連続だと思います。子供のうちは、判断を他人(親を含む)に委ねることが多く、他人に委ねさえすれば、判断が間違っていたとしても、その責任を他人に押しつければ良いので、判断の重さを実感できないかもしれませんね。でもよく考えてみてください。物理の公式を暗記するか、それとも理解する事に時間を使うかの選択だって、判断ですよね?その判断の根拠が何であれ、暗記することに徹すると判断し選択したのは、その人自身です。
他人の判断に全てを委ねた人生って安泰なんですかね?だったら、ああしなさい、こうしなさい、言うことを聞きなさい、と親や先生に言われても、反抗できませんよね。でも、多くの学生が、言いなりは嫌だと反抗する。だったら、自分で判断して選択する人生を歩んだらどうですか?
自分で責任を負いたくない事は他人に判断させ、都合の良いときだけ自分の勝手だと反抗する。そんなの、身勝手にもほどがありませんか?
今の大学生はデジタルネイティブ世代だと言われています。(ちなみに、世代は違いますが私もデジタルネイティブです。特殊ではありますが、物心ついた時には、コンピュータもネットも身近にあり、それらをおもちゃにして育ちましたから。)私の目には、デジタルネイティブ世代は、ネット上にある情報に頼りきった世代だとうつっています。大学入試で暗記したことは、ただ暗記したことなので、すっかり忘れてしまい、考える力が無いので、学んだ事を応用して考えることもできず、レポート課題の答えをネットで探し、鵜呑みにして丸写しする、そんな世代ですね。だから、ネット上に書かれていることの正否も判断できない。判断しようとしないのかな?それとも、判断できないのか?
判断するには考える力が必要なんですよね。だから、結局、身につけるべき力は、考える力が一番重要なんです。だったら、暗記することに時間を費やすより、考える事に時間を費やした方が良いのだと私は思います。
だって、高校時代を暗記することばらかに時間を費やした結果、考える力も養えず、暗記したことはすっかりわすれてしまう訳ですから、とても無駄な時間だったと言えません?「でも良い大学に入れたじゃないか!無駄じゃない!」と反論します?でもさ、その良い大学も学部や学科も、考えずに決めたでしょ?適性が無い学部学科に進んでも、大変な思いをするのはその人で、大変な思いをした割には単に卒業しただけになり、そんな4年間って無駄なような気がしません?いえいえ、良い会社に入れたんだから良いんですって?うーん、延々と堂々巡りのように私には思えます。だって、良い会社って誰の判断ですか?他人様の判断であって、自分の人生が歩める会社かどうかは判断してないでしょ?
ある学生さんが国際会議で発表するチャンスを得たときの事です。こんなご時世ですし、早めに保護者から海外渡航の許可を得ておいてくださいね、とこの学生さんには伝えていました。しかし、この学生さん、まさか自分の親が海外渡航に反対するなんて思いもしなかったのでしょうね、それまで「頑張ります」とやる気満々だったのに、渡航するか否かの最終判断をする時期になって突如、「親が反対するので行かない」と言い出したのです。それ以降、この学生さん、何もかも投げやりで。。。
うーん、「海外渡航はコロナ感染が怖いからダメだ」なんて、このご時世にネット上に書いて良いのだろうか?と正直判断に迷うくらい、「不適切な発言」ですよね。
何をもってこんな判断したのか?そして、20代半ばにもなって、自分では判断せず、他人の判断をうのみにしてただ従うだけってね。
きっと、この学生さん自身も、違和感を感じたから、やる気を喪失したのではないかと思うわけです。
判断を間違っていいじゃないですか。旅先で失敗しても良いじゃないですか。その結果、考える力と判断力がつけば。だから昔から、可愛い子には旅をさせよ、というんでしょ?人生長いんです。その人生を自分で考え判断し、自分自身の人生として歩むことこそが一番重要なことなのではないかと。
松永研の学生さんの受賞報告です。
2023年4月17日にハイブリッド開催(※)された、IEEE MTT-S/AP-S Midland Student Express(中部地区学生発表会)において、松永研の本間代典さん(M2)がIEEE AP-S Midland Student Express Award(アンテナ・伝搬に関する最優秀賞)を受賞しました。
※対面会場:ウインクあいち(名古屋市)
本学生発表会は、IEEE MTT-S および AP-SのNagoya Chapter(東海・北陸を含む中部地区)が主催し、毎年4月と12月に開催しています。ここ数年はCOVID-19の感染拡大の影響で開催中止やオンライン開催が続いておりましたが、2023年4月は対面とオンラインで発表・参加が可能なハイブリッド開催いたしました。
中部地区(静岡県、愛知県、三重県、福井県、石川県、富山県、岐阜県)の大学や高専に在籍する学生さん15名が、マイクロ波やアンテナ・伝搬に関する研究成果について発表を行いました。また、発表はIEEE MTT-SおよびAP-SのNagoya Chapter役員を中心とする審査員により厳正なる審査が行われ、アンテナ・伝搬に関する研究発表を行った松永研の本間代典さんがIEEE AP-S Midland Student Express Awardを受賞しました。また、マイクロ波に関する研究発表を行った名古屋工大の学生さんがIEEE MTT-S Midland Student Express Awardを受賞しました。
本間さんは「Multi-Stage Tapers Suppressing Sidelobes and Beamwidth Fluctuations of Vivaldi Antennas」と題し、生体イメージング技術で有用されているビバルディアンテナの放射特性を広帯域にわたって改善する手法についての研究発表を行いました。提案手法により、イメージング技術の高性能化が期待でき、生体イメージングのみならず、電波観測においての応用も期待されています。
本間さんは、M1から松永研で学んでいますが、並々ならぬ努力の結果、このような結果を得る事ができました。大手有名企業から内定を得ており、2024年3月に修士課程を修了予定です。現在は修士論文の作成とともに、得られた成果を学術誌論文へ投稿すべく日々努力を重ねています。
賞状
久々にアメリカで開催される国際会議へ出席できる予定です。
私が所属し主な活動の場としているIEEE AP-S(Institute of Electrical and Electronics Engineers, Antennas and Propagation Society)のメインの国際会議である、2023年IEEE AP-Sへ投稿していた国際会議論文が採択されました。今年の7月にオレゴン州のポートランドで発表予定です。
いやぁ~最後に渡米したのが2020年の3月ですから約3年ぶりです。その間開催された国際会議にはオンライン参加でしたから、本当に久々の国際会議への現地対面参加となります。
もともとITオタクで、オンライン大好きの私ですから、コロナ禍における様々なデジタル化は大歓迎+大助かりでした。やっと時代が私に追いついてきたのか?とも思いましたが、さすがに、国際会議だけは対面参加でしか得られない事が多く、ようやっとといった思いです。
肝心の発表内容ですが、プログラムが発表された後に再度お知らせしますね。
とはいえ、久々のヒットだと思っております!つまり、小型アンテナの定番となるアンテナになると確信しています!詳細は、本国際会議に限らず、学術雑誌にも順次掲載していく予定です。乞うご期待!
本国際会議論文は修士の学生さんと共著です。学生論文賞や、海外渡航費助成へも応募中ですので、その結果についても順次お知らせしていく予定です。
4名の学生さんが卒業しましたので報告します。
春ですねぇ~巣立ちの時期です。
松永研から卒業した4名の学生さんをご紹介します。
左から山田君、小林君、松永、関森君、杉山君です。
今年は、このような顔ぶれの学部4年生が巣立ちました。4月には新しい4年生が松永研の門をたたきます。どんな学生さんがくるのかとても楽しみです!
学生さんに関する報告です
最近、まとめて複数投稿するようになってしまい申し訳ないことです。定期的に更新出来るようにしたいな、と思う今日この頃です。
2023年2月15日は卒論発表会でした。松永研のB4生4名が発表会へのぞみ、無事卒業論文の単位を取得することができました。
発表者氏名と卒論タイトル及び概要は以下の通りです。
