こちらは、現役大学生向けの研究室ガイド(卒研・大学院進学情報)です。2026年度配属希望者向けに更新しています。
本研究室の方針に共感し、主体的に研究に取り組みたい学生の参加を歓迎します。
静岡大学 工学部 電気電子工学科
松永電磁波工学研究室 研究室ガイド (Apr. 2026更新)
※研究室の近況や、松永先生のつぶやきは、松永研究室のホームページで随時更新中です。
目次
Open House・顔合わせ会の案内
※2026年(R8年)卒研生向けOpen House(研究室公開)のお知らせ
場所:工学部2号館1階103号室
日時:4/13 13:00 - 14:00
4/14 13:00 - 14:00
時間内は、大学院生が皆さんからの質問に対応します。出入り自由です。フリートーク形式です。
なお、先生への質問は、お問い合わせフォームで受け付けています。
よくある質問には、本ページの最後で回答しています。
※配属先決定後の顔合わせ会(配属された学生さんは必ず参加してください)
日時:4/23 14:25 -
場所:工学部2号館2階Jコース会議室
研究概要
本研究室の特徴は、理論・シミュレーション・試作・測定を一体として扱う点にあります。
基盤技術
- 電磁波工学:理論解析,電磁界解析,電波実験
- アンテナ:RFID,移動通信,IoT,電波天文観測
- 電波伝搬:伝搬シミュレーション
- ミリ波・マイクロ波・高周波回路設計
- 無線電力伝送・エネルギーハーベスティング
- HF帯からテラヘルツ波までの全ての周波数
- 上記に関わる計測技術
- 生体イメージング技術(シミュレーション,実測,機器開発)
応用技術(アプリケーション)
- 次世代移動通信(5Gや6G)への応用
- 電波望遠鏡や電離圏観測レーダへの応用
- 無線による電力伝送とハーベスティング
- 人工衛星やロケット関連機器
- 土やコンクリート等に含まれる水分や鉄骨を考慮した電波伝搬解析と測定
- IoTやRFIDなど身近な応用技術
- 乳がんなどの生体イメージング
松永研究室は、主に、「アンテナ」「電波伝搬」「マイクロ波回路」の3班に分かれて研究に励んでいます。これらの基盤技術を、「次世代移動通信(5Gや6G)」「電波望遠鏡・電離圏観測レーダ」「無線電力伝送」をはじめ、「人工衛星関連機器」「身近な応用技術」へ応用しています。
研究室での日々の研究活動にとどまらず、毎年高校生を対象に行われるオープンキャンパスや、マイクロウェーブ展などのイベントへも積極的に参加し、アンテナやマイクロ波技術の役割やおもしろさ、研究成果を各方面へアウトプット(学会発表、共同研究、論文発表)しています。
(写真)オープンキャンパスにて、高校生さんを前に少し緊張気味(?)→

松永研究室には、アンテナの特性や電波強度を測るための環境があります。研究室内に電波実験室を持ち、必要に応じて測定を行うことができます。
←(写真)手作り電波暗室

アンテナや通信用回路を手作りし、これらの特性実験も自分たちで行っています。
机上で勉強するだけでなく、実際に手を動かすことで、楽しみながら学ぶことができます。
(写真)手作りアンテナ測定中→
無線通信携帯端末(スマートフォン、タブレットPC等)、自動車の安全レーダーやナビゲーションシステム、人工衛星の通信装置など、これら全てには「アンテナ」と「マイクロ波回路」が必要です。松永研では、世界最高水準の技術で最先端の機器開発に取り組んでいます。
松永研究室で学ぶことで、電気電子工学科で学んだ技術が、実際に世の中で使われている応用技術にどのようにつながっているのかを理解できます。
メンバーはみんな仲良し!
メンバー皆とても仲がよく、わからない点は相談し合い、助け合いながら日々学んでいます。アンテナやマイクロ波回路の勉強は難しい面もありますが、それを乗り越え、努力が形になる日を目指して頑張っています。
松永研は、こんな人を求めています!
- 手先が器用な人
- 物作りが大好きな人
- 数学や物理が現実に応用されるところを見たい人
- 実験が大好きな人
- コンピュータシミュレーションが得意な人
- 問題点の発見から解決まで、技術開発の全てをトータルに体験したい人
よくある質問
Q1:研究テーマはどのように決まりますか?
A1:学生のスキル、関心、将来の進路希望を踏まえ、複数回の対話を通じて決定します。基盤となる技術分野は本研究室の専門領域に基づきますが、応用分野については学生の興味や社会的ニーズに応じて柔軟に設定します。
Q2:研究室にコアタイムはありますか?
A2:教員が一律に定めるコアタイムは設けていません。主体的に研究に取り組むことを重視しており、日々のスケジュールは学生自身が計画・管理します。
Q3:アルバイトはできますか?
A3:アルバイトについても一律の制限は設けていません。ただし、卒業研究は正規の授業科目であるため、研究活動に支障が生じない範囲で各自が判断する必要があります。進捗状況に応じて、活動時間の調整を指導する場合があります。
Q4:大学院入試や就職活動の期間は、それらに専念できますか?
A4:卒業研究は必修科目であり、単位取得には継続的な取り組みが必要です。そのため、入試対策や就職活動と並行して、研究活動にも取り組むことが求められます。
Q5:他研究室では入試対策に専念できる場合もあると聞きますが、本研究室の方針は異なりますか?
A5:本研究室では、卒業研究そのものが専門知識や問題解決能力を養う重要な学習プロセスであると位置づけています。そのため、研究活動と入試対策・就職活動を切り離すのではなく、相互に関連づけながら取り組むことを基本方針としています。
Q6:プログラミングが不得意ですが、研究に取り組めますか?
A6:取り組めます。学生の習熟度に応じて段階的に指導を行います。一方で、プログラミングは現代の技術者にとって重要な基礎技能であるため、研究活動を通じて習得していく姿勢が求められます。
Q7:学会発表の機会はありますか?
A7:研究成果に応じて、国内学会や国際会議で発表する機会があります。実際に本研究室の学生も積極的に発表を行っています。ただし、所属するだけで発表できるものではなく、継続的な研究活動と成果の蓄積が前提となります。
Q8:学会発表は必須ですか?不安があります。
A8:本学では学会発表を卒業要件としてはいませんので、必須ではありません。ただし、学会発表は研究を体系的にまとめる良い機会であり、奨学金審査や各種表彰において評価される場合があります。目標として設定することで、研究活動の進行を明確にしやすくなるという利点もあります。
研究に対する不安を感じることは自然なことです。本研究室では、段階的な指導を通じてその不安を解消できるよう支援しています。まずは提示された課題に取り組み、経験を積み重ねていくことが重要です。
