松永本人が国際会議「APWC2022」で発表しましたので報告します。
本国際会議には、セッションオーガナイザーの中野先生(法政大学)のご招待により、2016年から毎年参加しています。今年は南アフリカ開催だったのですが、行動規制と水際対策の影響をうけ、オンライン参加となりました。日本時間の深夜の時間帯の発表でしたが、予想以上に多くの方の聴講、そして有益な質問がありました。聴講および質問してくださった方々には心より感謝申し上げます。
今年の発表タイトルは「A Single High Gain and Narrow-Beam Folded Dipole Antenna for Millimeter-Wave Applications」でした。
折り返しアンテナに魅了され、その構造と特性を応用したアンテナを作ってきましたが、ミリ波通信技術への応用を見据えて、高利得化、狭いビーム幅を実現する新規構造の提案を行いました。
ビーム幅の制御が容易にできることから、複数の質問者に高評価のコメントを頂戴しました。
今年中には、実験データを整理し論文誌への投稿を予定しています。どうかお楽しみに!
関連リンク:IEEE APWC2022ホームページ